史学生のつぶやきと一人旅

自分の力で成し遂げる「何か」を求めて

ヨーロッパ旅行!おすすめルートは!?

 

ヨーロッパの人気観光地といえば、イギリス、フランス、ドイツなど様々ありますが、、、

旅行会社などのツアーを見てみると、「フランス7日間」とか「イタリア縦断7日間」など、一カ国を満遍なく楽しむプランが多いです。

 

ユーロ圏はビザなどの面倒な手続きも必要ない上に、高い飛行機代や、往復にかかる時間などを考えると、

どうせ行くならいろんな国に行って見たいと思うのは、私だけではないはずです!

 

そこで、私のおすすめルートを数回に分けて紹介したいと思います!

 

 

 

7日間の旅を想定した時、私が一番におすすめしたいのはこのルートです。

  1. パリ

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整然とした街の区画と統一的な建築物の数々は、ここにしかない荘厳な空間を作り出します。

街並みもさることながら、個人的に、フランスは、最も多様性が認められる社会だと 思います。

様々な人種が街に溢れ、一人一人が他者を尊重する意識が非常に高いと、短い滞在ながら感じました。

 

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ガイドブックではなかなか紹介されないですが、こちらの写真のカタコンブは必見です!

 

もとはパリ市内の建物につかされる石材の採掘場だったようですが、

キリスト教圏特有の土葬の文化が原因で街が汚染されて行ったことを期に、埋葬されていた人骨を掘り起こして、採掘場に骨を移動させてこのような空間が出来上がったそうです。かなり地中深くまで階段で降りるため、閉塞感と恐怖感がすごいので、多少覚悟が必要です。

 

 

2.ブルージュ

 

中世には、イギリスから送られてくる羊毛を毛織物に加工したことで、商業の要衝として栄えました。

産業革命が起こる前、世界の貿易の中心地は、ブルージュアムステルダムアントワープなどが担っていたことは意外と知られていないかもしれません。

 

これらの都市に共通して見られるもの、それは、水路です。

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ブルージュの街中には毛織物やがたくさんあるため、いいお土産になります!

 

 

3. アムステルダム

 

かつて、日本と貿易していたオランダ人もここから日本まで旅だったのかと想像すると、感慨深いです。

 

水路が巡る街並みはと、建築は本当に綺麗です!

 

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〔書評〕ビクトル・ユゴー『レ・ミゼラブル』1862年〔第2回〕

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写真は、3月にロンドンで見たレ・ミゼラブルのミュージカルです。

舞台の下でオーケストラが演奏していて、臨場感はバツグン!

 

物語の主人公、ジャン・バルジャンは、幼くして無実の罪を着せられて、投獄されてしまいます。

何度も脱獄を繰り返してはつかまり、刑期は延びに延びて、結局刑期を終えたのは40代。

 

人生の大半を無為にし、絶望のどん底を這いずり回る彼は、お金もなく、街で強盗を繰り返します。

ある時、強盗を目的に立ち寄った家で、彼は、ミリエル司教と出会います。

司教は、身元も知れない彼を尊大な心を以て受け入れます。

 

初めて人のやさしさに触れたジャン・バルジャンは回心し、失った時間を取り戻すために奔走します。

 

 

 

 

場面は変わり、ファンティーヌというシングルマザーが登場します。

彼女は、女で一つで娘を育てていくうえで、面倒が見切れないため、テナルディエという夫婦に娘を預けます。

再び娘と二人で暮らす日々を夢見て働いていきますが、女性の権利が保障されていない世の中であるため、ちっともお金がたまらず、生活は好転しません。

 

加えて、テナルディエ夫婦は、彼女からお金をむしり取ろうと、娘をだしに使って彼女に追い打ちをかけます。

 

 

 

生活が困窮し、心身ともに限界を迎えたころ、道端でマドレーヌという市長と遭遇します。

彼は、病床のファンティーヌから娘をテナルディエ夫婦から取り戻すよう託され、娘・コゼットを迎えに行きます。

 

このマドレーヌこそ、回心し、産業で成功を遂げた、ジャン・バルジャンだったのです。

ファンティーヌは息を引き取り、コゼットとジャンバルジャンは一緒に暮らしていくこととなります。

 

 

コゼットとジャン・バルジャンは人のやさしさに触れたことがないという点で感情を共有していたのでしょう。

 

ジャン・バルジャンがコゼットに、特大のお人形を買い与えて、コゼットが無我夢中になって遊ぶシーンはとても印象的です。

コゼットは生まれて初めて、幸福を感じたのです。

 

 

その後、物語は7月革命のころのパリへと移り、

社会の不満と権力との闘争を描きながら物語は進んでいきます。

 

重い話ではありますが、自由を求める人間の心模様や、人間の醜さが巧みに表現され、自分を見つめなおすきっかけになるかもしれません。

 

ながーい小説が好きな方にお勧めです。

 

 

 

〔書評〕レマルク『西部戦線異状なし』1929年〔第一回〕

いつだったか、ボブディランが影響を受けたと語っていました。

 

舞台は、第一次世界大戦

ドイツ軍によるベルギー、フランス領への侵攻に従軍する主人公パウル・ボイメルは、人間の命が簡単に失われる環境下に2年間身を置いてきた二十歳の青年です。

 

満足に食事が摂れないことに加え、いつ来るかもわからない敵の襲撃に備えなければいけないため、昼夜を問わず心身はすり減らされていきます。

仲間が足を失っても、命を絶たれても、感情は凍ったように平静を保ちます。

 

 

ある時、パウルは2週間の休暇をもらって故郷に帰還します。

この場面での主人公の感情の推移の表現はかなり素晴らしいです。

 

2週間の休暇をもらったパウル。普通に考えれば、素直に喜びそうなものですが、彼はここでも平静を保ったままです。

いざ、帰郷する電車に乗り込むときに至って、やっと故郷に帰りたいという気持ちがふつふつと湧き上がってきます。

ところが、だんだん見知った駅名が目に入ってくるとともに嫌な感情へと変化します。

 

家に着くと姉や母親との対面を果たしますが、感情はここでも平静を保ったまま。

 

街を歩けば、軍人だからいいものを食べているのだろうと、色眼鏡で見られる。軍人の苦しみなど知る由もない、或いは知ろうともしない人々と出会い、やり場のない怒りにかられます。

 

自分は何のために戦っているのか。戦った先に何がるのか。

国によってすべてを捨てさせられ、軍人に身を投じた彼はこう考えます。

 

軍人でなかったら自分は何をしていただろうか。

周りを見れば、会社に所属して、家屋の一室で仲間と仕事をする人々がいる。

 

自分も戦争がなければ、こんな生活ができていたのだろうか。

彼はこう思ったと同時に、

こんな窮屈なところ、俺には耐えられない。と、考えます。

 

戦争に嫌気がさし、平穏な生活を望むも、いざ平穏を目の当たりにすると、耐えられないと感じてしまう自分がいる。

彼の精神は意図せずして、戦争と一体化してしまい、どこにも拠り所を持たなくなってしまったのです。

 

この後も物語は続きます。

 

まだ、読んでいる途中ですが、印象に残ったので投稿しました!

外国の古典が好きなので、過去に読んだものも含めて、今後も書評をたびたび書いていくと思います。*あくまで、個人の主観です。

 

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